隠れた名作として知られるアクションRPGです。
当時は有名メーカーがSFCで激戦を繰り広げていた時期だったので埋もれてしまったようですが、
それらに負けない面白さを持っていると思います。
バランス調整(極端に強い中ボス)やシステム(明らかに削られたマップ)にやや荒削りな部分も
見受けられますが、独特の世界観や爽快なアクションは魅力です。
まずおどろいたのは、地球の裏側にある地裏という世界の表現です。
フィールドに出ると地面が歪んで見える。あれ変だなと思ったのもつかの間、
地裏の真の意味に気づきます。地裏とは文字通り地球の裏側、風船の内側のような世界でした。
主人公はそんな世界から「世界を救う」使命を帯びて地球の表側に出て行くのですが、
これも一筋縄ではいかない「裏」のある設定になっています。
ストーリー自体は結構暗いものがあるのですが、物事をあまり気にしない主人公の
明るさと相棒との名コンビもあいまって基本的に楽しい雰囲気で進んでいきます。
そこから終盤で明かされるどんでん返しとそれに続く切ないエンディング。
このゲームを名作にした要素の一つにまちがいなくこのエンディングがあるでしょう。
音楽も素晴らしく、特にラスボスとEDは今までの音楽の総集編的な壮大なものになっています。
名作ぞろいのSFCの中でも決してひけをとらないゲームだと思います( ´∀`)
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